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自己啓発

人生は、帝国と同じ?

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2018.2.16
From ブライアン・トレーシー

 たいていの人は、「受け身反応モード」で生きています。まわりで起きることに、すぐさま考えもせずに自動的に反応し、そのときそのときの出来事や、スマートフォンやパソコンの着信音に振り回される。

 
 自分の時間を、自分の人生を100%自分でコントロールしたいと思うなら、受け身で反応する前にまずは立ち止まって考えることが大切です。


 そして、その場面にふさわしい「時間」のタイプやふさわしい行動を見きわめた上で、状況に適切に対応すべきです。
 

 英国の歴史家アーノルド・J・トインビーに、『歴史の研究』という全12巻の名著があります。彼は、この作品でノーベル文学賞の候補になりました。2500年のあいだに出現した23の偉大な文明の、栄枯盛衰の歴史をたどった大著です。そして、帝国の勃興から滅亡までのサイクルには共通点があるという結論に達しました。

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 トインビーはこの結論をもとに、「挑戦と応戦(チャレンジ・アンド・レスポンス)」理論を提唱しました。


 どんな偉大な文明も、出発点は小規模です。たったひとつの部族や村が起源という場合すらあります。
 そして外部からの「挑戦」、たいていは敵対部族その他の敵対勢力からの挑戦に有効に「応戦」する経験を重ねつつ発展・拡大していき、やがては広大な領土を支配下におさめる。
 

 たとえば史上最大の帝国であるモンゴル帝国は、わずか3人の人間から始まりました。テムジン、その母ホエルン、そしてテムジンの弟です。テムジンの故郷の村が、別のモンゴル人部族に滅ぼされたのがきっかけでした。


 始まりこそつつましかったのですが、テムジンはのちに偉大なる戦士チンギス・ハーンとしてその名をとどろかせ、モンゴル帝国は、東は日本海、西は中国からインド、ロシアの大部分、中東、さらには地中海やドナウ川にまで領土を広げるに至ります。

すべては自分の選択と判断で決まる


 あなたとあなたの人生も、帝国と同じです。日々の生活や仕事の中で次々に遭遇する「挑戦」に有効に「応戦」するうち、ますます脳力が鍛えられて有能になり、持てるポテンシャルをフルに発揮できるようになっていきます。


 短期的にも、長期的にも、成功できるかどうかは、日常の中で否応なしに遭遇する挑戦や困難にどう応戦するかによってほぼ決まります。


 これを「対応脳力」といいます。つまり、たえず自分の時間を占拠しようとしてくるさまざまな敵に有効に対応する脳力です。

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 成功した幸福な人生を送っている人々は、例外なくこれらのタイムマネジメント・テクニックを実践しています。


 あなたもこれらのテクニックを実践しさえすれば、自分の時間と人生を自在にコントロールできるようになり、たいていの人が数年間、あるいは一生かかって達成するよりも多くの成果を、ほんの1年か2年のうちに達成できるはずです。

 
 そのときどきの状況をじっくり見きわめた上で、場面に応じて「時間」を使い分け、有効に対応するコツを身につけさえすれば、これまでにないほど明晰な思考ができるようになり、これまでにないほどの自信をもって人生に向き合えるようになるのです。

 

 

 

ブライアン・トレーシー

人物紹介写真

1944年カナダ・プリンスエドワード島出身。
アメリカでもっとも著名なスピーカーであり、ビジネスコンサルタントの権威。セールスパーソンとして全米はもちろん、イギリス、フランス、ドイツをはじめ世界85ヶ国以上を歴訪し30種類以上の事業を手掛ける。

現在はカリフォルニア州サンディエゴに本拠を置く人材養成ビジネス会社、BRIAN TRACY INTERNATIONAL INC.の会長兼CEO。ビジネスコンサルタントの権威として、IBM、モービル、バンク・オブ・アメリカ、クライスラー、コカ・コーラ等を始め、フォーチュン500社に入る有力企業のうち200社以上に関わる。

世界に46ヶ所の支社があり、彼のプログラムはこの55ヶ国において500万人以上が受講という記録的大ヒットとなっている。

講演家にとって名誉ある、アメリカ4000人の講演家で構成される「National-Speakers Association」の5大スピーカーの1人として選ばれ、現在ではトップ4%で構成されている殿堂入りも果たしている(ロナルド・レーガン元大統領も殿堂中の1人)。

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