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自己啓発

脳力活用トレーニング

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 脳力をアップさせるためにはたくさんの技術があります。ウィン・ウェンガー博士はたくさんの脳力開発のメソッドを教えてくれています。今回はその中の2つのトレーニング方法をお伝えしますので、ぜひ日常生活で活用して脳力アップを目指しましょう。

(出典『ウィン・ウェンガーの頭脳刺激トレーニング』 ウィン・ウェンガー/著 田中孝顕/監訳 ナイチンゲール・コナントジャパン/編)

ポータブルメモリーバンク・テクニック

記憶をためておくメモリーバンクを活用することで、知能を高めるために役立てる。

 物事を考え出すための創造力を強めたいと思いませんか。より高い脳力を身につけるということです。これは、ほかの人が気づかないことに気づくようになるたびに、もっと気がつく人間になるともいえます。それが壁に映る影のようなものでも、その場の雰囲気が変わったといったことでも同じです。
 自分の直感に反応できるようになれば、直感が磨かれるというだけでなく、もっとよく気がついて、物事をよく理解できる人間になれます。そうすれば、あなたの脳力は高まります。

 たくさんのアイデアが浮かぶようになれば、それは脳力が高まることと同じなのです。もっとアイデアが浮かぶようになるためには、自分が考えていることにすぐに反応できるようにして、それを実行することが大切です。もっといろいろなことに気がつくようになるには、自分が気づいたことにすぐに反応できるようにしましょう。そのための簡単で、すぐにできる方法が、このテクニックです。



やり方

 1.どこに行くときでも、メモ帳と筆記用具、またはボイスレコーダーを持参する。
 2.何かを考えたり、アイデアを思いついたり、自分の感じたことに気づいたら、メモに書き留めたり、テープに録音したりする。
 これだけです。簡単にできるはずです。ちょっとしたことで、天才への道が開かれるのです。



効果

 自分の考えたことや感じたことを記録すると、どうなるのでしょうか?
 確実にいえることがあります。5日間続けてみて、1日に50個ほどのアイデアを記録したとします。そうするときっと自分がまるで違う世界に入りこんだような気持ちになることでしょう。素晴らしいことが起こるのです。もっと、物事を鋭く観察できる人間になれます。

 3日間続けて、1日に30個ほど気づいたことを書き留めたとします。そうすれば、記録を始める前と比べると、全く違う、素晴らしい世界にいることがわかるようになります。
 3日間から5日間ほど、こういったことを続けると、以前よりもずっと賢くなったと思えます。

 気づいたことならば、どんなことでもかまいません。思い浮かんだアイデアをすべて記録しましょう。実際にやってみなければ、いいアイデアかどうかはわかりません。
 いいか、悪いか判断する前に、まずはすべてを記録してください。
 つまらないアイデアもあるかもしれません。でも、いいものもあるはずです。最初はつまらないと思っても、あとになって、素晴らしいアイデアとなることもあります。深く考えずに記録していきましょう。

 知能を高めるための簡単で、使いやすくて、効果的な方法です。3日間から5日間続けるうちに素晴らしい結果が出てきます。もっとよく気がついて、アイデアが浮かんで、意識できるようになっていきます。

フリー・ノーティング

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知識を蓄えている脳の一部が、思考を行っている脳のほかの部分に働きかけるため、知能が高まる。

 あるテーマについて、集中してすばやく思いつくままに書いたり、話したりすると、知らないはずのことについてたくさんの情報が引き出され、よく理解できるようになります。

 私は専門外のセッションに参加したとき、すばやく取ったメモが、知らないテーマであるはずなのにうまくまとまったことからこの事実に気づきました。最初は偶然だと思ったこのような出来事が、その後も続いたのです。
 それが、これからご紹介する「フリー・ノーティング」と私の出会いです。

 このフリー・ノーティングを実践すると自分で意識している以上に、その情報について、いろいろと多くのことを関連づけられるようになります。
 そして、この才能は、日々の生活で使うための知能として伸ばすことができるのです。



やり方

 フリー・ノーティングにはいくつかの方法がありますが、ここでは3種類の方法をご紹介します。
 現在の状況などから、自分に合った方法を選んで行ってください。


 
友達と一緒に行う

 1.これから考えるべきテーマを自分に与える。
 2.テーマについて思い浮かんだことを、最低でも12分間途切れることなく話し続ける。友達には、話の中でおもしろいと思う点を2つから3つ、書きとめてもらう。
 3.自分が話したことの中で、おもしろいと感じたことを、1つ、2つ書きとめる。
 4.友達が書いたものと、自分が書いたものを比べて、話し合う。
 

ボイスレコーダーを使う

 1.これから考えるべきテーマを自分に与える。
 2.テーマについて思い浮かんだことを、16分間途切れることなく話し続け、それを録音する。
 3.録音したものを聴いて、最も興味深い点を5つ、6つ書きとめる。


メモ帳を使う

 1.これから考えるべきテーマを自分に与える。
 2.テーマについて思い浮かんだことを、20分間途切れることなくすばやく書き続ける。
 3.おもしろいと思ったところに2つから4つ、印をつける。



効果

 フリー・ノーティングは問題を解決したり、効果的に学習したり、アイデアを探したりするために使うことができます。アイデアが尽きてしまって、もっと掘り下げて考えようとするほど、どんどん深く考えられるようになって、潜在意識から素晴らしいアイデアが生まれてきます。

 すでに知っていることにも、全く知らなかったことにも使えます。テーマについて新しく学んだことと、すでに知っていることが、すばやく、簡単に結びつくからです。自分の頭の中で自由に流れるような考えを書きとめていくと潜在意識の中で、パターンを予測する部分が働いていて、情報を整理します。そして思いがけないアイデアがでてくるのです。 

 この2つのテクニックは、「紙」「ペン」「ボイスレコーダー」があればどなたでも一人でできることです。今の時代であればスマートフォンひとつあれば可能になるテクニックですね。ぜひ実践して自分自身のなかにある知能・アイデアを引き出し、高めましょう。

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