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自己啓発

ゴール設定・達成のための7ステップ

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photo by Jörg Bergmann La Gomera - Sunset Drumming via photopin (license)

2018.3.27
From ブライアン・トレーシー

 ゴールの設定・達成にあたっては、簡単でしかも強力な「7ステップ・テクニック」があります。いまマスターすれば、この先、一生にわたって実践できます。

 私は、これまでに米国・カナダ全土をはじめ、世界74カ国100万人以上の人々にこのテクニックを伝授してきました。
 長年にわたって数えきれないほどの人たちから、口頭やメールで感謝のメッセージをいただいていますが、皆、異口同音に「あなたのおかげで人生が変わりました。おかげさまで裕福になりました」と言ってくれます。

 誰に話を聞いても、成功の原点は例外なく「ゴール」にあったと。

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wuestenigel 2018 Goals in Notebook with a Pen via photopin (license)

■ステップ1:達成したいゴールを明確にする。

 たいていの人はここができていません。

 ゴールは、説明された6歳児が、回れ右して別の6歳児に説明できるくらい明確で具体的なものでなければなりません。
 さらに、あなたがゴールにどのくらい近づいているかを6歳児でも判定できるくらいの明確性とわかりやすさが重要です。

 ありがちなのが、自分ではゴールを設定したつもりでも、実は単なる希望や夢にすぎない、というケース。

 講演のとき聴衆に、皆さんには目指すゴールがありますかと聞いてみると、全員が手を挙げて、はい、ありますと答えます。
 そこで、では皆さんのゴールを教えてくださいと言うと、みんな口々に「幸せになりたい」とか「お金持ちになりたい」とか「旅行に行きたい」とか「幸せな家庭を築きたい」と叫びます。しかし、こういうのはゴールとはいえません。人間なら誰もが抱く普遍的な願望にすぎません。日々、達成目指して集中努力できるような、明確で具体的なゴールではありません。
 達成度の評価基準もないので、ゴール達成にどのくらい近づいているかも判定できません。

ゴールを書き出す

■ステップ2:ゴールを紙に書き出す。

 ゴールを紙に書き出している人は、成人のわずか3%にすぎません。それ以外の人はみんな、その3%の下で働く運命です。この3%の平均収入額は、ゴールを書き出していない人の10倍にものぼります。

 ゴールを書きとめたら、それを評価可能な形にします。つまり数値化するのです。あなたがゴール達成にどのくらい近づいているか、はたから見ても判定できるようにします。

 最近行われたあるマネジメント調査があります。総勢150人の研究者に、世界20カ国余りの何千社という企業を調査してもらい、分析した結果、ビジネスの成功の80%以上は次の3つの要因によって決まることがわかりました。

「明確なゴール」、「明確な評価基準」、そして「明確なデッドライン」。

 目に見えない標的に命中させることはできません。明確なゴールを設定し、進捗状況の評価基準を定めることで、より大きなゴールをより迅速に達成できるようになります。

デッドラインを決める

■ステップ3:デッドラインを設定する。

 いつまでにゴールを達成したいか、具体的に決めます。

 長期的ゴールの場合は、年単位や月・週単位、さらには一日単位にまで細分化します。成功者の中には、10カ年ゴールを5カ年ゴールや1カ年ゴールや1カ月ゴール、さらには一日ゴールにまで細分化する人もいます。
 その上で、毎日一歩でも数歩でもゴールに近づくような行動をする習慣をつけるのです。

 もしスタート時に設定したデッドラインまでに、ゴールを達成できなかったら? 

 そのときは、新たなデッドラインを設定する。それでもだめなら、また新たなデッドラインを、それでもまだだめなら、またまた新たなデッドラインを設定すればいいのです。

 何らかの事態が起きて予定が狂ったら、新たなデッドラインを設定すればいいのです。無茶なゴールなどというものはありません。あるのは無茶なデッドラインだけなのです。

プランを作る

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SalFalko Business success of a businessman via photopin (license)

■ステップ4:ゴール達成にプラスになりそうな行動を思いつく限り並べたリストを作る。

 実行したいこと、習得したいこと、話をもっていきたい相手などを、思いついた都度リストに書き加えていく。これ以上は何も思いつかないというまで書きつづけます。


■ステップ5:リスト項目を実施順に並べ替え、やるべきタスクを並べた「To Doリスト」を作る。

 ゴール達成に向けて真っ先にすべきこと、2番目にすべきこと、という風に並べ、いちばん最後にすべきことに至るまで並べていきます。リスト項目は、優先順位順に並べても大丈夫です。最優先すべき項目はどれか。次に優先すべき項目はどれかを考えます。

「80:20ルール」を実践しましょう。成功の80%は自分の全行動の20%によって決まるという法則です。「目指すゴールを設定し、達成に向けたプランを立てる」という第一段階こそが、実は何より重要な、成功の80%を占める行動だったというケースも珍しくありません。

 リスト項目を実施順・優先順位順に並べると、「プラン」の出来上がりです。ゴールとプランを設定し書きとめただけでも、あなたはすでに全ビジネスパーソンの97%より先を行っていることになります。

 そして、これまでとはけた違いの成功を、これまでとはけた違いのスピードで達成できるようになり、まわりの人をあっと言わせることになるはずです。

行動する


■ステップ6:プランにのっとって、とにかく行動する。
 
 なんでもいい。第一歩を踏み出す。
 ゴールに向けて第一歩を踏み出したら、大きなメリットが3つあります。
 まず、行動に出るとすぐさまフィードバックが返ってくるので、それを受けて必要なら針路変更が可能であること。第2に、ゴールを達成するには、ほかにどんなことをすればよいかとか、こうした方がもっとよさそうだとかがわかってくること。第3に、自信と自尊心が湧いてくること。強い自分、自分の人生をコントロールできている自分を実感するようになります。

 ゴールを目指して行動に出るだけで、つまり第一歩を踏み出すだけでこんなにメリットがあるのです。


■ステップ7:(         )

 全7ステップのうちでも、もしかしたらこれがいちばん難しいかもしれません。しかしこれをやれば、短期間で人生が大きく変わります。

 といっても、なにも複雑なことではありません。

 毎日、自分の最大のゴールに近づけるような何らかの行動をとるということ。週7日、年365日、ゴールにあと一歩近づけるような大なり小なりの行動をとる。

 毎日行動することで、成功の「運動量の法則」がはたらきます。
これはニュートンの慣性の法則にもとづくもので、静止している物体を動かすには膨大なエネルギーが必要ですが、いったん動き始めた物体を動かしつづけるのに必要なエネルギーはそれよりずっと少なくてすむ、という法則です。

 止まっている車を押すことを考えてみましょう。最初はたいへんな力が必要ですが、いったん動き始めれば押すのはどんどん楽になり、車が前へ進むスピードもどんどん速くなります。

 ゴールを目指す場合にも同じことがいえます。

 

 

ブライアン・トレーシー

人物紹介写真

1944年カナダ・プリンスエドワード島出身。
アメリカでもっとも著名なスピーカーであり、ビジネスコンサルタントの権威。セールスパーソンとして全米はもちろん、イギリス、フランス、ドイツをはじめ世界85ヶ国以上を歴訪し30種類以上の事業を手掛ける。

現在はカリフォルニア州サンディエゴに本拠を置く人材養成ビジネス会社、BRIAN TRACY INTERNATIONAL INC.の会長兼CEO。ビジネスコンサルタントの権威として、IBM、モービル、バンク・オブ・アメリカ、クライスラー、コカ・コーラ等を始め、フォーチュン500社に入る有力企業のうち200社以上に関わる。

世界に46ヶ所の支社があり、彼のプログラムはこの55ヶ国において500万人以上が受講という記録的大ヒットとなっている。

講演家にとって名誉ある、アメリカ4000人の講演家で構成される「National-Speakers Association」の5大スピーカーの1人として選ばれ、現在ではトップ4%で構成されている殿堂入りも果たしている(ロナルド・レーガン元大統領も殿堂中の1人)。

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