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心こそデトックスを!

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デトックス

 デトックスという言葉が一般化してきました。食品添加物や大気汚染、水質汚染などで、胎内に溜まった毒素を外に出すというものです。
 しかし、体内に溜まった毒素以上に怖いのが、心に溜まった毒素(ストレス)ではないでしょうか。
 少し古い数字ですが、2010年に書かれた記事に、こんな文章がありました。
 「厚生労働省の調査によると、国民の8人に1人は心の疲れを感じているというデータが出ています。つまり、約1537万もの人が心に疲労を蓄積している時代なんですね」

 2011年7月に、地域医療の基本方針となる医療計画に盛り込むべき疾病として、これまでの四大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病)に、新たに認知症やうつ病といった精神疾患を加え「五大疾病」とする方針が発表され、2013年度からは予防や改善のための予算が各自治体によって設けられています。

 気分障害は決して特別なものではないのです。あなたの心はどうですか? ここまでとはいかずとも、少なからずストレスを抱えているという方がほとんどなのではないでしょうか。
 身体にとって有害な物質があるように、心にとっても有害な物質(感情)があります。それは、心配、不安、恐怖、嫉妬、怒り、恨みなどの感情です。これらの感情が蓄積していくと、やがては健康な身体さえも保てなくなってしまいます。

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 では、心をデトックスするにはどんな方法があるのでしょうか。一例を紹介します。

◎涙を流す
 涙にはストレス物質コルチゾールを対外に排出する働きがあります。感動する映画を観たりして、できるだけ感情的な涙を流しましょう。

◎心の底から笑う
 脳血流が増え、脳の活性化をもたらします。そして、ガンやウイルスを殺す働きをするナチュラルキラー細胞の活性が増加し、免疫力がアップするといわれています。

◎心地よい眠り
 血液は酸素や栄養を各組織に運び、不要な老廃物を運び出してくれます。つまり血液が疲れを癒してくれているのです。私たちは眠っている間に新しい血液をつくります。そのため、眠ることで血液を全身のすみずみまでいきわたらせて免疫力を高め、健康な体をつくることができるのです。

◎考えのクセを変える
 そもそも有害物質となるような感情をなるべく抱かないような思考の習慣に変えることも大切です。あるいはそれらの感情や考えが起こった後にリフレーミングする(解釈の仕方を変える)訓練をしましょう。

◎カウンセリングやコーチングを受ける
 自分の体験や心情を言語化するときに、そこに潜んでいる感情や葛藤がその言語表現とともに表出され、それによって溜まっていたものが排出され、心の緊張がほぐれるようになることをカタルシス効果と呼びます。カウンセリングやコーチングでは、その効果が得られることが多く、それがストレスの軽減や健康の増進へとつながっていることが実感できるでしょう。

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