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アイデアのつかみ方

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アイデアはいつも浮かんでいる

 創造的問題解決法の開発者、ウィン・ウェンガー博士は言います。
 「人は誰もが天才です。あなたの脳は、あなた自身にいつも問題解決のヒントやアイデアを知らせています」

 私たちの脳では、問題解決、また解決策を考えようとした瞬間に何かしらのヒラメキやアイデアが起きているそうです。ただ、それをキャッチすることに私たちは慣れていません。
 アイデアは問題を考えた瞬間、また文字に表そうとした瞬間、さらに問題そのものを頭の中でつぶやき始めた瞬間にも浮かんできます。しかしながら、私たちは自分たちの脳を過小評価していて、アイデアが浮かんでいても、「もっと時間をかけないと」「こんなに簡単に解決策を見つけられるはずがない」といった具合にアイデアの卵、ヒラメキの欠片を見落としてしまうことがあるのです。

 アイデアは、一見、問題解決には関係がないように思えるものでも、そこにはヒントが存在します。ですから、それをヒントととらえる力であったり、その前段階となるアイデアが浮かんでいることに「気づく力」の開発が必要なのです。

アイデア・バタフライネット

 そこで始めていただきたい習慣が「メモを取る」ということです。どんなときでもすぐにアイデアを捕まえられるようにする、最も優れた方法が「メモ」なのです。
 ウェンガー博士は、「アイデアとはひらひら舞う蝶のように私たちの周りに存在している。大切なことはその蝶を捕まえる網が必要で、その網がメモである」と言います。これは、必ずしも紙に書き留めなくても、ヴォイスレコーダーに吹き込んでもかまいません。

 取るに足らないことでも、覚えておく必要がないことでも、浮かんだ瞬間に記録しておくことが重要なのです。

何もしなくても学習している

 なぜ、取るに足らないことも記録するのか。それは、無意識の学習につながるからです。

 アイデア、またはその卵のようなヒラメキがあったら記録する、これを端的に表すと、「ひらめく→反応する(行動する)」となります。これをどんどん繰り返していくと、私たちは「ひらめいたことに反応する自分」を形成していることになります。つまり、インスピレーションや心の声に反応できる自分自身の条件付けができるわけです。

 逆にアイデアが出てきても記録しない行動を繰り返していると、「ひらめく→反応ナシ(行動しない)」といったことを繰り返ことになり、アイデアがあっても動かない自分という自覚がない条件付けができてくるわけです。

 何かをしないということはなく、常に私たちは意識的、無意識にかかわらず、何かを学習し、形成しています。
 ぜひ、取るに足らないアイデアでも「記録する」習慣を始めてください。

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