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「しない」という生き方 -LIFE’s DON’Ts-

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photo by cássio abreu
2018.8.7
From マックス桐島

人生を変える習慣

僕の尊敬するハリウッド人の一人である、ベテラン映画プロデューサーから素晴らしいメールをいただきました。今年で70歳になる彼の「生きる知恵」ともいうべき含蓄たっぷりの手紙をご紹介します。

人間は、ともすれば「~する」、「~しなくてはならない」といった“実行リスト”を頭の中で作り、それを目指して生きる傾向がある。自分が発見した新手法は、その真逆。つまり、「~しない」、「~してはならない」という逆発想で生きるライフスタイル。

新たな習慣をAcquire(体得)するより、既に持っている習慣をEliminate(除去)する方がはるかに簡単で効果的だからだ。このリストの項目を、一日一個ずつ実践すること。



全部を一生やれというのではなく、1項目ずつ、たったの一日だけだったら誰でもできる。一カ月後、1ローテーションを終えると人生が変わっているはず……。

その“予言”を信じて早速やってみました。すると不思議なことに、見事に生き様が微妙に変化したのが自分でも分かったのです。

心身に悪影響を与える行為を自ら拒むという訓練もさることながら、「~しない」の向こう側にある「~しよう!」が見えてくるので、結構癖になるライフハック(人生を変える小さな習慣)なんですね。

まずは以下のリストを試してみよう!

例えば、「競争しない」の向こう側にあるのは「相手に勝たせる余裕」であり、「荒げない」の延長上にあるのは「(声や態度を)柔らげて周囲を癒す」こと、そして、「責めない」ことは「手を差し伸べる」ことにつながります。

その他、「Solution(解決法)に焦点を合わせる」ことで「Problem(問題)を憂わない」ことができるようになり、「問題と向き合う」ことが「逃げない」生き方の入り口だということにも気づきます。

先日ゴルフでエイジシュート(自分の年齢70と同スコア)を記録してパーティーを開いたくだんの彼は、元プロデューサー協会会長として映画界を盛り上げ、6DX(3D+味覚、触覚、振動にうったえる開発中の次世代上映技術)映画が楽しみだと顔を紅潮させていました。

一日ひとつ、あなたも今日から「~しない生き方」を試してみては? 必ず、何か発見があること保証します。

ちなみに、そんなのダメ、私にはむいていない、ムリムリ、アホくさ、と思った人は、既に項目2、8、10、11、13、21、26、28、30“違反”ですよね。


1. イライラしない Don’t get irritated
2. 否定しない Don’t be negative
3. 画策しない Don’t be scheming
4. 無理しない Don’t over-do it
5. 深酒しない Don’t over-drink
6. 暴食しない Don’t over-eat
7. 中傷しない Don’t slander
8. 悲観しない Don’t be pessimistic
9. 喫煙しない Don’t smoke
10. 口論しない Don’t argue
11. 不平を口にしない Don’t bitch
12. 自慢しない Don’t brag
13. 無視しない Don’t ignore
14. 独占しない Don’t be selfish
15. 競争しない Don’t be competitive
16. 吹聴しない Don’t broadcast
17. 驕らない Don’t boast
18. 干渉しない Don’t be meddling
19. 求めない Don’t demand
20. 荒げない Don’t be rough
21. 諦めない Don’t give-up
22. 悔やまない Don’t regret
23. 比べない Don’t compare
24. 妬まない Don’t envy
25. 責めない Don’t accuse
26. めげない Don’t waver
27. 憂わない Don’t fret
28. 凹まない Don’t give in
29. 憎まない Don’t hate
30. 逃げない Don’t run-away

 

 

 

 

マックス桐島

人物紹介写真

ハリウッド映画プロデューサー
神奈川県出身。
ハリウッドで1990年以来、『Night of the Warrior (邦題「ナイト・ウォリアー」)』『Ulterior Motives (邦題「隠された動機」)』『Samurai Cowboy (邦題「ワイルド・ハート/遙かなる荒野へ」)』など13作品をプロデュース。また手掛けた作品は2001年度アカプルコ国際映画祭最優秀作品賞。2002年度ニューヨーク・インディペンデント映画ビデオ映画祭最優秀スリラー作品賞、主演男優賞などを受賞。著書に『NYビジネスマンはみんな日本人のマネをしている』(講談社プラスアルファ新書)など多数。
http://www.amazon.co.jp/-/e/B004LRJOSM

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